仕様確認の必要性

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こんにちは。エンジニアのTGRです。普段は特定のお客様向けにシステム提案や導入作業をしています。
システム提案にあたっては、海外製品を主として提案を行っており、お客様要望とFit&Gapを行う上で製品仕様をプロダクトチームと連携して確認しています。しかしながら海外製品では日本製品のように事細かに仕様を記載しているドキュメントが無く、最終的には検証環境でTry&Errorにより確認する作業が重要となっています。

その重要性を趣味である携帯ガジェットでも感じましたので少々お話ししたいと思います。私は十年以上前から携帯端末(スマートフォン)に興味を持ち、その時々で話題になったり評価が高い携帯端末を見ると手に入れてしまう位にもはやライフワークになっています。因みに手持ちの端末を一部公開します。

昨今ニュースでも話題になっていますが、MNP(モバイルナンバーディスプレイ)やSIMフリー端末、或いはSIMロック解除等の仕組みにより、最新の端末であれば誰でもどのキャリアでも利用できるようになりました、と謳われています。しかしながら、キャリアで利用可能な周波数と携帯端末(スマートフォン)で利用可能な周波数が合わないために、携帯番号をそのままに携帯端末を載せ替えると利用出来なくなる可能性があります。

わかりやすく具体的にしますと、世界標準で周波数は一定の帯(バンド)で一つのくくりとされていて、概ね40バンド程定義されています。その中で、日本の主要キャリアで対応する周波数帯(バンド)は5~6程度しかなく、かつキャリア同士も半分以上は別々の周波数帯(バンド)が利用可能となっています。もう少々具体的に示しますと、下表のようになります。(勿論3Gや5Gにも存在しますが、今回はわかりやすく4Gで説明します)

4Gにおける日本でメジャーな周波数帯(バンド)一覧と、各キャリアにおける対応表

 ◎:必須

 ○:そこそこ重要
 △:有れば便利
 -:未対応

※キャリア及び携帯端末(スマートフォン)がどのような周波数帯(バンド)に対応するかはそれぞれのホームページにて情報公開されていますので、興味のある方は確認してみてください。

以上より、表面的に利用可能であったとしても、実際には隠れた仕様により利用できなくなる場合があり、結果的には無用な携帯端末(スマートフォン)を購入してしまう場合があります。

これを私たちの普段の業務に置き換えると、
 ・目で見える仕様だけで物事を判断しないこと
 ・見えない仕様については情報収集の上、判断すること
 ・場合によっては検証環境で検証の上、不明点は明確にすること
という作業の元、お客様へシステム提案が出来るのではないか?と考えています。

以上、趣味でも気が抜けないエンジニアのTGRでした!

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